ホーム > 院長コラム > 第12号 小児科医からみた子育て役立ち情報

院長コラム

〒409-3867
山梨県中巨摩郡昭和町清水新居1048
TEL:055-235-0999
FAX:055-235-0299
予約専用:055-235-0199
(24時間自動受付)
E-mail:genkids@amber.plala.or.jp

第12号 小児科医からみた子育て役立ち情報

おほしさまの先生からの子育て応援“談”!

第12号 2006年4月

 

■小児科医からみた子育て役立ち情報

4月に入り新しい生活が始まりましたね。入学・入園そしてお母さん方の中にはお仕事を再開された方もいると思います。まだ生活に慣れずに家族内でストレスがある方もいらっしゃるかと思いますが、慣れるまでもう少しです。家族皆で過ごす時間を大切にして無事乗り切ってほしいと願っています。

さて、皆さんにとって役立つかどうか自信がないのですが、今月は日ごろ小児科医として診察していて感じているところをお話したいと思います。

 

★かかりつけの小児科医をつくりましょう。

昔は小児科医が少なかったのですが、最近は増えてきて、近所に小児科のクリニックもでてきているのではないでしょうか。子どもの治療は、子どもの診療を専門にしている小児科医が診た方が適切な対応ができます。昔と違って、今は日進月歩で医学が進んでおり、専門分化しております。数年前の常識が今の非常識になっているようなこともあります。お医者さんだからといって、何でも診療・治療できる時代ではありません。また、かかりつけの先生をつくっておけば、日ごろのお子さんの状態がわかっておりますので、状態が悪ければ早めの対応ができます。これこそかかりつけのメリットではないかと思います。よく「どこかいいお医者さんはいますか」と聞かれるので、「近所のお母さん方に聞いてみるといいですよ。」「お母さんと先生の相性もあるので、話をしやすい先生を選んでください。」と言っております。ただ、ドクターショッピングといって、かかりつけ医を次々と変える人がいますが、それはお子さんのいつもの状態がよくわからないので、対応が遅れることになり損をすることが多いためやめたほうがいいと思います。

 

★入園の心得

 

園に入ってからいろいろな病気をもらうようになるお子さんが多くなります。特にお兄ちゃんやお姉ちゃんがいない子は、今まであまり病気をしなかったのに園に入ったとたんに病気をもらうようになり、何度も病気をしてしまうことが多いです。園でかぜをもらい、病院に行き薬をもらう。しかし病院は病気の巣ですので、そこでまた病気をもらい、なかなか園に行けないような状況がでてくる。もっと悪くなる方は入院までしてしまうお子さんもでてきます。私も診療をしていてよくそういったお子さんを目にします。そこで一言、園で病気をもらうことは避けられないため、病気をしたらすぐに登園させずにしっかりと休ませてから園に行くほうが得策です。それは治りたてのときは免疫が低下しており、他の病気をもらいやすい状況にありますし、回復してすぐに通園することで園のお子さんに病気をうつしてしまうこともあります。熱の病気のときは、熱が朝低めでも、夜高くなるので、前夜に熱がなければ登園してくださいとお話をしております。

 

★お父さんへ ぜひ読んでいただきたいです!

 

私も父親として育児に関わっていますが、みなさんのご家庭にお父さんの居場所はありますか?家庭の機能をしっかりとさせるにはお父さんの存在は非常に大事だと思います。仕事をして収入を得るだけではないと思います。俺はお金をかせぐのだから他はしなくていいと思っているお父さんはいませんか?これだけだととても寂しいです。お子さんが起きているときにぜひ父親としての役割を果たしていただけたらと思います。私も基本的にお風呂と朝夜の食事はこどもと一緒にしております。宿題もみております。仕事柄難しい方もいるかもしれませんが、ぜひともお子さんと接触する時間を積極的につくっていただきたいものです。小さいときほどお父さん、お母さんがしっかりとお子さんと接触してください。もう一つ、お父さんの役割として、お母さんを支えてあげることも大事です。少子化対策について行政でいろいろと支援策を考えていますが、一番の支援策は残業をせずに、お父さんに早く家に帰ってもらうことではないと思っております。

 

来月は「食物アレルギー」についてお話します。