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おほしさまの先生からの子育て応援“談”!
Vol.26 出そうで?出ない?便秘について
4月からの麻疹流行がまだ見られています。麻疹にかかっている人の多くが、麻疹のワクチンを一度もしていない人です。接種をしていない方は早急に接種をしてください。
今月は診察をしていてよく質問される「便秘」についてお話をします。
A2. 便が3〜4日に1回みられる場合でも、ふつうの固さでいきんだりしないのであれば問題ありません。
便秘は一般的に2日以上便がでない状態を言いますが、2日以上便がでないだけで、他には元気で食欲もあるようなら心配する必要はありません。逆に、ころころした硬い便がでて、便に血がついたり、顔を真っ赤にしながら、つらそうにやっとの思いで便を出しているようなら、以下にあげる対処を考えてみてください。
Q2. 赤ちゃんの便秘の対処法?
いつも通り水分がとれていれば問題ありませんが、少ないようでしたら十分にとってあげてください。お風呂上りにおなかの「の」の字マッサージをすると腸の刺激になります。また、マルツエキスを薬局で買って飲ませるのも一つです。それでもでないようでしたら綿棒浣腸をお勧めします。やり方は、綿棒をオリーブ油(ベビーオイル、食用油)に浸し、2cmぐらい入れて肛門を刺激してください。「綿棒浣腸をしても出ないのですが・・」と受診する方の多くが綿棒浣腸をする時間が短すぎます。2〜3分長めに行なうと大概でてきます。それでもでないようなら、もう1セット行なっても構いません。これでも排便が見られないようなら受診をしてください。
便秘になるきっかけで多いのが離乳食を開始したときや食べ物を少し硬くしたときです。このときは離乳食を一旦やめたり、硬さをやわらかくすることもよいと思います。
また、まれに非常に頑固な便秘で気をつける病気があります。生後まもなく便秘で気づく「ヒルシュスプルング病」という病気です。これは生まれつき腸を動かす神経細胞に異常があり、便がなかなかでてこなく、おなかが腫れてきます。治療が手術になることもあります。
Q3. 幼児の便秘の対処法?
(最後に)5月下旬、小学生がこんにゃくゼリーをのどに詰まらせ、窒息死した2件の事故が報道されました。国民生活センターでは注意を呼びかけるような対応をしているようですが、ヨーロッパではこんにゃくゼリーの製造を中止しています。日本でも同様の対応を望みたいです。こんなに犠牲者がでても製造中止になぜしないのでしょうか?(私は怒っています!)子どもだけでなく高齢者の方の死亡例も報告されています。
来月は「あわてないで!子どもによくある鼻血について」です。