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おほしさまの先生からの子育て応援“談”!
Vol.30 貼る?塗る?子どもの薬をよく知ろう!
8月末にクリニックを3日間休診にして熊本で行われた外来小児科学会に参加してきました。全国の小児科の先生と話をすることができ、大変刺激を受けました。最も興味深かった話の一つに「おたふくかぜ」の話がありました。おたふくかぜの合併症で髄膜炎はよく知られています。もう一つの合併症で難聴が挙げられます。その難聴の頻度が以前1.5〜2万人に1人と言われていましたが、近畿地方を中心とした病院・診療所で調査をしたところ、7,403人中7人で約1000人に1人という高い頻度ということがわかりました。この難聴は片側ですので、まったく聞こえないということにはなりませんが、治療法がなく、片側は生涯聞こえなくなります。ワクチンで予防できるのでみなさんに伝えていこうと思いました。今月も薬の話をします。
A2. はがれたら新しいものを貼ってはだめ。長期間の継続使用は注意してください。
ここ数年前から発売された気管支拡張剤のテープ(ホクナリンテープなど)をご存知の人は多いはずです。貼るだけなので、薬が苦手なお子さんには重宝しており、使用が増えています。この気軽さが、薬という認識を薄くしている弊害もあります。あくまでも薬なので、保護者だけの判断での使用は控えてください。注意点としては、「はがれたら、再度新しいものを貼らないこと(過剰投与となるため)」「夜貼った後に翌日はがれてしまったら、そのまま貼っても効果がないため捨てること」が挙げられます。また、長期間連日使用している場合は、副作用(頻脈・動悸・不整脈など)があるため注意が必要です。気管支を拡張してせきがおさまるのであれば、ぜんそくの病態の可能性も否定できません。主治医と相談して、治療法を見直すことも必要でしょう。
Q2. 軟膏の種類ってどんなものがありますか?
Q3. ジェネリック医薬品(後発医薬品)ってなんですか?
(最後に)
来月は「抗生剤ってウイルスに効くの?」です。答えは次号で。