ホーム > 院長コラム > 2008年 > 平成20年6月号(Vol.38)ぜんそく最新情報!Part2

【ロゴマークへの思い】
小さな3つの星はクリニックと保育園と病(後)児保育のこどもたちを表しています。大きな2つの星は先生と保護者の大人たちを表しています。
こどもたちを見守りながら、みんながげんきに育つイメージを現わしています。

〒409-3863
山梨県中巨摩郡昭和町河東中島 748-1

げんきキッズクリニック
 TEL:055-268-5599
 FAX:055-268-5598
 予約専用:055-268-5597
 (24時間自動受付)
 E-mail:
 genki20042006@yahoo.co.jp

げんき夢保育園
 TEL:055-268-5577
 FAX:055-268-5598

平成20年6月号(Vol.38)ぜんそく最新情報!Part2

おほしさまの先生からの子育て応援“談”!
Vol.38 ぜんそく最新情報!Part2

 

この季節はぜんそくのお子さんにとっては症状が悪化しやすい時期で、梅雨が明けるまでは気が抜けないと思います。ぜんそくとうまく付き合っていく大事な点はぜんそくを知ることです。これを機会に理解を深めて下さい。

 

Q1.検査はどんなものがありますか?
A2.血液検査などを行います。
検査は、「特異的IgE抗体」以外に、呼吸機能検査、気道過敏性試験などがあります。多くが血液検査による「特異的IgE抗体」が行われます。この検査から、アレルギーの原因としてよく知られる「ダニ」、「ハウスダスト」、「スギ」、「ネコ」、「イヌ」などが陽性、陰性と結果がでてきます。例えば、「ダニ」、「ハウスダスト」が陽性であれば、掃除をまめにしてしたり、じゅうたんをひかないようになどの環境整備の話をします。高額となりますが、防ダニふとんや空気清浄機などを使用することも一法であります。もう一つ環境整備でお話ししたいのが、「たばこ」です。たばこのけむりは、ぜんそくの悪化要因となりまsすので、家族の方の禁煙も大事ですね。

Q2. 最近の治療法はどうなっていますか?以前と違うのですか?
A2.吸入ステロイドが推奨されるようになっています

ぜんそくの薬は毎年のように新薬が開発され、以前と比べられないほど、治療がよくなっています。入院を繰り返していたお子さんが予防薬(特に吸入ステロイド)を使用し入院回数が減り、おうちで過ごせるようになってきました。これは本当にすばらしいことです。吸入ステロイドの中でも2年前に発売された「ブデソニド吸入懸濁液製剤」(製品名:パルミコート)は吸入器が使用できるタイプで、乳幼児の治療が飛躍的に進歩しています。吸入ステロイド以外の薬では、「ロイコトリエン受容体拮抗薬」(製品名:オノン、シングレア、キプレスなど)という飲み薬が安全性の高い薬として頻用されるようになってきました。今まで使用が多かった「テオフィリン徐放製剤」(製品名:テオドールなど)は、けいれんなどの副作用により使用しづらい薬となってきました。
ぜんそくの病態は、「慢性の気道炎症」と言われ、咳などの症状がなくても気道炎症があるので、発作が次の発作をおこす悪循環とならないように、歯磨きと同じく毎日の予防薬の使用を心がけましょう。

 

Q3.発作があったら?
A3.苦しい状態があれば受診をしてください。
ぜんそくの怖さは発作が悪化しておこる「ぜんそく死」です。こどものぜんそく死は39名(2004年全国統計)で、日頃から症状が重い方ばかりでなく、軽症の方でも起こり、直接的な原因としては受診の遅れやβ2刺激薬の頻用などが指摘されています。発作で苦しくなった場合はあってはならない「ぜんそく死」を防ぐためにも夜間の救急受診も躊躇しないでください。こういったことを避けるためにも日ごろの治療がたいへん大事になります。
最後に、ガイドラインで述べられている「治療目標」がありますので参考にしてください。
1.スポーツも含め日常生活を普通に行うことができる
2.昼夜を通じて症状がない
3.β2刺激薬の頓用が減少、または必要がない
4.学校を欠席しない
5.肺機能がほぼ正常
6.PEF(ピークフローメーター)が安定している

 

シリーズ〜私の子育て1〜
勝手に今月からシリーズを作りました。ご参考にしていただけたら幸いです。うちはこども4人(中1、小6、小3、年長)と妻と私の6人家族です。うちの朝は一番下の年長以外は私も含めて家事をします。妻は朝ごはんとお弁当の用意、私は風呂の掃除と皿洗い、長男と次男は洗濯物を干すこととゴミ捨て、3男は食器の後しまつです。全員ですることが家族の結束になり、子どもの教育によい効果がでるのではないかと思っています。キーワードは「みんなで家事をすること」です。

 

来月は「今年夏から日本でも認可されます。〜ヒブワクチンについて〜」です。