日本脳炎ワクチン
2017/01/26(更新日)
「日本脳炎ワクチン 生後6ヶ月から接種をお勧めしています」
日本小児科学会より「日本脳炎ワクチンは生後6か月から推奨!」
昨年、千葉県で生後11か月のお子さんが1人、日本脳炎にかかりました。このため、通常3歳になったら接種を勧めてきましたが、今年2月、日本小児科学会から「日本脳炎罹患リスクの高い者は生後6か月から接種を推奨」という報告がありました。国内のブタの日本脳炎抗体保有状況をみますと、千葉県と同じく山梨県は80%以上と高い地域に属していて、日本脳炎罹患リスクが高い地域と考えられます。そのため私のクリニックでも今年5月から生後6か月からの接種をお勧めしています。また、生後6か月から接種しても抗体価の獲得に3歳と比べて問題がないことがわかっていますので安心して接種してください。