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 昨年は大変お世話になりました。
当院は一般診療・アレルギー外来・予防接種・健診だけでなく、病児保育事業、小児訪問診療、医療的ケア児の日中一時預かり施設を運営してます。
『アレルギー外来』においては少しずつ舌下免疫療法対象者が増えています。アレルギー症状の軽減が期待されます。
『病児保育事業』は利用者が微増し、着実に認知されつつあり、小学生(6年生まで利用可)の利用も増えています。先月NHKの取材を受け、全国初!病児保育の山梨県内広域化が達成されたことを、「おはよう日本」(NHK朝)にて全国に放映していただきました。
『小児訪問診療』は5年目を迎え、休診時に3名訪問してます。
『医ケア児の日中一時預かり施設』は登録者11名(人工呼吸器2名)となり、利用者が安定してきました。重症心身障がい児の在宅生活は未だサービスが整っておらず、医療と福祉両面の支援の必要性を痛感しています。まだまだ微力ですが、これからもお子さんと家族に寄り添っていきたいと思っています。
また、病院の先生方に多方面でサポートいただき対応できていることに感謝しております。
これからも皆さんのご指導・ご支援を賜りながら小児医療面を軸に地域貢献を続けていきたいと考えております。本年も変わらずによろしくお願いいたします。

令和2年1月
院長 宮本直彦

先日、当院内の「重症心身障がい児日中一時預かり施設スマイル」宛てに、国母工業団地工業会より電化製品が寄贈されました。
市町に対し、27の事業所が賛同して電化製品を寄贈する社会福祉事業が行われています。今回は、昭和町の社会福祉協議会から、当施設が推薦されました。
今後も、お預かりするお子さんが心地よく過ごせるような環境を提供していきたいと思います。この場を借りてお礼申し上げます。

昨年12月25日、NHK『おはよう日本』という番組で「病児保育について」放送されました。
2019年12月25日放送 おはよう日本
げんきキッズクリニック内の病児保育室ドリームにも12月17日に一日取材が入りました。
当日ご利用の保護者の方には取材のご協力をいただき、ありがとうございました。

働くお父さん、お母さんにとっては駆け込み寺的な存在で、子育ての大きな部分を担っている病児保育。
一方で受ける側は7割近くの施設が赤字経営を強いられているという現状があります。
今回2例の施設が取り上げられました。
一つ目は横浜の1日150名、年間7,000名の受け入れを行っていた病児保育室が閉室したことについて、検証されました。
利用者数の変動の激しさ、利用人数が少なくても一定のスタッフを確保しなければならず、経営難による閉室とのことでした。

次に、2018年に山梨県が全国初で広域化(県内どこにお住まいでも市町村関係なく利用できる)のシステムで、先駆的な取り組みをしていることが紹介されました。
病児保育は従来、お住まいの市町村の施設しか利用できないことになっていましたので目に留まったようです。
県が運営するサイトで県内17の病児保育室の利用状況や空き状況が一目で分かり、予約できるシステムになっています。
これは安心して働ける環境にあると利用する保護者からも喜ばれています。
施設側も、利用者数が安定すれば経営も安定するという双方にメリットがあるということでした。
全国で初ということで、当時の県の担当者様の熱い思いと、市町村の関係者のご理解があってこその広域化だと思います。
なかなか山梨県が全国一位になることが少ない中、こういった内容での一位は名誉あることで嬉しく思います。
改めて関係各位の皆様に心より感謝申し上げます。

今後もお父さん、お母さんが安心して子育てできる環境づくりをするために、社会全体で取り組むべきですし、その大切な部分を担う病児保育を県内の17の施設で連携して、質の高い保育の提供に努めていきたいと思います。

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