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昨年は大変お世話になりました。
クリニックは一般診療・予防接種・健診だけでなく、病児保育事業を行なっていて、年々利用者が着実に増加しております。
昨年4月から県内全域で病児保育の広域利用が始まりました。全国初となる快挙となりました。今夏から私が全国病児保育協議会理事に選任されました。
訪問診療は4年目を迎え、土曜午後を利用し1名訪問に伺っています。
重症心身障がい児日中一時預かり施設は登録者8名(人工呼吸器2名)となり、利用者が安定してきました。まだ慣れないこともあり、病院の先生方にいろいろと教えていただきながら対応しております。
昨年4月には難病の子どもたちとともに北杜市(山梨県)を歩く12kmコースのチャリティウォーキングに保育園とクリニックの職員で参加してきました。
これからも皆さんのご指導・ご支援を賜りながら地域貢献を続けていきたいと考えております。本年も変わらずによろしくお願いいたします。

 

平成31年1月
院長 宮本直彦

                                                                             

病児保育室ドリームの持ち物

今まで、持ってきて頂いていた物が、こちらで用意できます。
●タオル(午睡用毛布、バスタオル2枚、手拭き用タオル、おしぼり)
●食事用エプロン、コップ(マグ)
●経口補水液またはイオン飲料(感染性胃腸炎、下痢、嘔吐などの症状のとき)
●ミルク(はぐくみ、すこやかはご用意できます)
●おしりふき(オムツ利用の場合)

◎上記のものは病児保育室でもご用意できますが、
 お気に入りのもので過ごしたい方はご持参ください
◎他の持ち物は、ご自宅から持って来てください

昨年は大変お世話になりました。
夏スウェーデンの「ファミリーセンター」を視察してきました。多くの父親が子育てしている姿が印象に残りました。
医院では一般診療・予防接種・健診だけでなく、病児保育事業を行なっており、利用者が増加しています。
訪問診療は3年目を迎え、重症心身障がい児日中一時預かり施設は、月利用者が2 0名を超えて、他の先生方から学びながら対応しています。
5月には難病の子ども達と共に北杜市(山梨県)を歩くチャリティーウォーキングに園と医院の職員と共に参加してきました。
これからもスタッフと共に皆さんのご指導・ご支援を賜りながら地域貢献を続けていきたいと考えています。
本年もどうぞよろしくお願い致します。

平成30年1月
院長 宮本直彦

【日 時】 平成29年9月30日(土) 午後2時~6時
【場 所】武井クリニック 病児保育室なかよし   都留市 いきいきプラザ都留
【参加者】 武井クリニックなかよし 12名  ハッピークリニック                   15名  
      千野保育園さくらんぼ  3名   げんきキッズクリニックドリーム 18名  
      忍野保育園        1名   富士吉田市たんぽぽ                   2名      計51名
【プログラム】
1.施設見学(武井クリニック 病児保育室なかよし)
  広く明るい部屋の中に、子どもの高さに合わせた洗面台があり、整理されている
      棚の中には絵本がや玩具が取り出せるように揃えてあるので、体調の悪い子どもが
     過ごしやすそうでした。
        また、午睡を好まない子もソファーなら短時間体を休めることもとのことで置かれていた。
2.MSD株式会社より「ヘプタバックスⅡ」の説明
3.講演会「すやすや睡眠ですくすく育てる」
     講師 杉山 剛 先生 (一宮西病院小児科)
   質の良い睡眠を取るには、
 ①朝の太陽の光を浴びる
 ②規則正しく食事をとること
 ③日中の活動
 ④夜は暗いところで休むこと
 が大切。睡眠において主要なのは量と質であり、理想的な睡眠時間には個人差がある。
 効果的な時間はいちばん眠くなる時間(14時頃)に20分程度で十分で、その後もしっかり活動できる。
 子どもにとっては早寝・早起きの生活リズムが大切で、午睡は眠たい時間に眠ることはがベストだが、
 保育園等の集団生活ではなかなか難しい。
 口を大きく開け、首を反って、いびきをかいたり無呼吸の子はアデノイドの可能性があるので気を付けてみて  いく。
4.全国病児保育協議会山梨県支部 総会・会計報告
 〇今年度は新たに2施設が協議会に参加していただき7施設となりました。
 〇来年度から広域化になります。
 〇来年度の研修会は平静30年9月1日(土)、甲州市の千野保育園になります。
5.第27回全国病児保育研究大会IN大阪報告(4名)
 ①『病児保育におけるドキュメンテーション』(げんき夢保育園園長 宮本先生)
 記録の工夫として、1日の様子の写真を撮りエピソードを添える。それを見た保護者は病児保育への理解や信頼、思いを知り、子ども  と一緒に写真を見たり喜んで行くようになったという感想があった。保育士も保護者に喜んでもらえるので、より安心、理解につながるように記録を意識し、保育の振り返りや質の向上につなげていきたいと思った。
 ②『チーム安全でアセスメント力を高めよう』(ドリーム N保育士)
 病児の身体面、心理面、保護者支援など配慮すべき点を抽出し、どんな問題が起きているかを考え、医師、看護師、保育士の情報や考えを聞きながら共有し、1日のケアにつなげていく。一人では気付けない問題点も書き出すことで視覚的に見えてくることもあるので、「チームで考えることは大きな気付きになる」という言葉が印象に残った。

 

日 時:平成28年7月17日~18日
場 所:大阪市中央公会堂
テーマ:これからの病児保育 ―大切にしたいこと、はじめていくことー
主 催:一般社団法人 全国病児保育協議会

I保育士
〈目的〉保護者の方にゆとりと安心を与えられるよう、子どもたちの病気の状況に合わせた保育の仕方や、安静の保ち方た遊び方法を学ぶ。
〈内容〉感染症セミター
〈感想〉
病児保育で多く扱われる「カゼ症候群」と「感冒性胃腸炎」。感冒で入っていた子どもが次の日には手足口病だったり、胃腸炎になっていることがあります。どうして?と思ってはいましたが、すぐに診断するのは難しいということが分かりました。
今年の手足口病は症状が酷い子どもたちが多く、水ぼうそうみたいで驚いています。ヘルパンギーナにかかっていても、手足口病になったりする子もいて長く病児を使っていることもあります。私は口内炎が出やすく常に1つは口の中にあると言っても過言ではないです。ご飯が美味しく食べられない辛さは良くわかり、そんな子ども達を見ているのは切ないです。カゼ症候群は飛沫感染(くしゃみ、咳)が主体ですが、鼻水やつばで汚染された物からの接触感染もあります。鼻水をこまめに拭く、咳をする時は口に手を当ててもらうなど気をつけていきたいです。おんぶ、抱っこは必至なので感染しないでいるのは難しいですが、病児用エプロンのまま保育園の方へは行かない、手洗い、うがいを徹底し、ベクターにならないようにしたいです。I保育士
〈内容〉ワークショップ「食物アレルギー アナフィラキシーの対応」
〈感想〉
養護施設に勤めていた時、卵アレルギーの5歳の女の子がいました。通っていた幼稚園で卵を口にしてしまったようで皮膚が赤くなり痒がっていました。その時は症状も軽くすみ申告なことにはなりませんでした。数年前に小学生が給食のチーズを食べてしまい亡くなるというニュースを聞き、食物アレルギーの怖さを思い出しました。げんき夢保育園では給食の先生、担任の先生(病児では担当保育士)がきちんと対応をしているので、アレルギーの子どもたちも安心して園生活を送れています。時々、クラスに入る私ですが、配膳の時には手を出さずお任せしています。
エピペンの使い方を教えて頂きました。初めて実物を見て、手に持ちこれで命を救えるのだと思うと手に力が入ってしまいました。苦しかったり、怖かったりで暴れる子をしっかり押さえることが難しそうです。年に1回AEDの講習を受けていますが、乳児の胸骨圧迫は初体験でした。体が小さいのでとても難しかったです。もう1つ、窒息の解除の胸部突き上げ法はもっと難しく、正しく行かないと痛みを与えてしまうだけで、詰まらせた物を取り出すことは出来ないだろうと感じました。
いろいろな救命処置法を学びましたが、普段の保育で使わなくても良いように安全に配慮していきたいです。
T保育士
研修名「心と体に寄り添う保育看護」
〈内容〉病気にかかっている子ども(病後児も含む)に身体的にも精神的にも、そして社会的にも子どもの発達に必要なニーズを満たす為に専門職(保育士・看護師・医師・栄養士)が行うトータルケア
〈感想〉
心と体に寄り添う補遺幾看護と保育看護における協働というテーマでの研修で病児・病後保育の特徴は、短期利用が多く平均1~3日程度であり、利用児の年齢も疾病も状態も異なり、1日の中でも変化があり季節によっても利用者数の変動が大きい為、個別の対応PRが必要だという事でした。その為には情報の収集が大切で登録や予約などから事前に得られる情報や以前の記録からの情報、医師からの指示書による情報、それにお預かりするお子さんの様子を直接目でみて保護者からのお話に耳を傾けたずねてみて確認する事である。病児保育の業務は、保育士、看護師が関わり職種により役割分担する場合もあるがお互いに協力し合って補っていく協働は欠かせない事で、その時々に何を優先するべきか保育と看護療法の視点から根拠に基づいた判断と柔軟な対応と求める事が子どもの最善の利益を求める事に繋がる。保育だけでなく看護だけでなく寄り添っていく事が大事だということでした。日々の病児保育に携わっている者としてまた新たに見つめ直していく良い研修になりました。ありがとうございました。
O保育士
〈内容〉乳幼児期集団生活におけるワクチンの重要性
B型肝炎ワクチンとロタウイルスワクチンについて
〈感想〉
「ロタウイルスワクチン」日本では下痢による脱水での死亡例はわずかで少数の重症合併症での死亡がある。世界(発展途上国)では嘔吐、下痢による脱水で死亡することが多い。メキシコでは2歳までにほぼ1回はかかり5回も起こす子どももいる。ロタにも色んな種類があるので色んなタイプのものにかかる。ワクチンにより感染を止めるのではなく重症化を減らすことが出来る。ロタウイルスは感染がとても強いので、保育園や病院などすぐ広まってしまう。それを防ぐためにもとても良い効果があるのでワクチン接種を進めていきたい。
「B型肝炎」母子感染だけでなく、今は性行為でうつってしまっている。海外にはA型が多いが日本はB型、C型が多く顔つきが違う。B型肝炎のワクチンは長期にわたり予防効果があるが、大人になってからだと免疫がつきにくい人がいる。A型のワクチンでもB型C型に有効である。どちらのお話しも難しかったが、1番はリスクよりも効果の方がはるかに大きいので予防接種は大事ということだった。「予防接種をしてもかかってしまう」のではなくかかってしまった時の重症化を減らしたり集団感染を減らす為にも必要な事だと感じた。貴重な研修に参加させていただき本当にありがとうございました。
O保育士
ワークショップ「発達障害の子どもの家族をを支える為に病児保育室でできること」
〈内容〉発達障がいとは、保育現場で求められる療育的な関わり(望ましい対応の仕方を学ぼう)
〈感想〉
発達障がいの子どもとその保護者への対応は普通の保育園の中でも難しく、日々考えさせられる中、病児保育という連続して会う場所ではない所ではより難しく、関わり方もより連続して会う場所ではない所ではよち難しく、関り方もより慎重にしていく必要があると思った。その一方で、毎日通う場所ではないからこそ見える子どもの姿だったり、保護者の話が聞ける場所でもあると思うので、病児保育の中で気になったことがその場だけで終わってしまうのではなく、地域やその子どもの通っている園などと繋がりが持てるのが理想だと思った。
「支援の広がりに向けて」という話の中で①3歳児健診はチャンスで大事にすること②裏からも情報を入れておくこと(保健師さんなど)③伝えていく時にどの場面で誰がでていくかが大切というお話あった。この3つ共普段から園長先生が意識していることだと改めて感じ、大切さを再確認できた。保護者にとって保育士からの一言一言はとても大きい。とても苦しめる時もあるし、「大丈夫」と簡単に言ってしまうと安心してしまい、支援につながらなくなってしまうというお話もあり、常にその気持ちを持っていなくてはと感じた。
N保育士
〈内容〉病態から見た子どものアセスメントを考える
〈内容〉病児保育室でよく看られる子どもの状態をその症例を通して、どのように評価し対応するかを考える。感染症への対応の基本と予防接種の必要性を理解していく。
〈感想〉
医療的看護の基本の研修だったが保育士にとっては専門家的な内容で難しかった。通常の保育において覚えておくと良いと感じた事は小児診療の「あ・い・う・え・お」である。
・あーアイコンタクト ・いー意思疎通 ・うー動き ・えー笑顔 ・おー音・声への反応
体調不良のお子さんを観察する時におさえておきたいポイントだと感じた。また、病児保育室には感染を伴う病気のお子さんが多いが予防として保育室で見られる症例で多いものに嘔吐がある。気をつけたいのは脱水症状を心配して水分を直ぐにとらせようとする事である。吐き気がおさまるまで30~1時間様子をみ、落ち着いたらスプーン1杯(5cc程度)の水分からとってみるのが良いとの事だった。実際ドリームでは医師・看護師が近くにいるので直ぐに相談できる環境なのは有難いことだと思った。
N保育士
研修名「心と体に寄り添う保育看護」
〈目的〉チーム全体でアセスメント力を高めよう(保育看護の事例検討を通じて)
〈内容〉実際の事例をもとに病児の身体面、心理面、保護者支援など配慮すべき点を抽出、アセスメントを深め具体的なケアを導き出していく。
〈感想〉
実際の事例をもとに問題点を抽出し心理的な問題、身体的な問題、家族にまつわる問題に振り分ける。そして、なぜそれらの問題が起きているのかを考え他のメンバーの考えを聞きながら具体的な支援の根拠を探っていた。
朝の受け入れの短い時間の中で保護者の方からお子さんの情報を聞き1日のケアを瞬時にアセスメントし実践へ繋げていくのは簡単なことではなく保育士として不安を感じることも多い。そんな時に看護師と情報を共有し指示をあおげることは心強く感じる。「チームで考えることは大きな気付きになる」という講師の言葉が印象に残った。また、今回の研修で付箋に書き出して視覚的に確認することで自分ひとりでは気づけない問題点も多いことに気づくことが出来た。チームで考え実践していくことで病児の最善の利益へつなげていきたいと思う。
M保育士
研修名「やさしい看護 ゆたかな保育 これからの病児・病後保育室」
〈目的〉地域の子ども達や家族の為に病児保育室と病後児保育室が協力してどのような役割を果たしていけるかw
〈感想〉
・「下痢の子どもの入室について」 受け入れ時、観察のポイント、感染予防家族に伝える、大切にしたいことの4つの項目についてメモ書きを貼ってグループ毎にまとめ「大切にしたいこと、始めていきたいこと」として発表する。
・病児保育室と病後児保育室の役割について話し合う
・「下痢の子どもの入室について」」はどこの病児保育室も同様であったが、病後児保育室では「便が形があり、食べられるようになってから」の入室になるので少し違っていた。
・医療機関併設型と保育所型(単独型)では昼食の面でも違いがあり、食事持参の病児室で下痢なのにみかんや揚げ物が入っている事があったなど、食事面でのアドバイスが必要な事があったとのこと、病名により献立を選べる事を話すと驚かれた。
・病児後保育室では回復するまで受け入れられないので、お家で看るか他施設を紹介するとの事なので、子ども達や家族の為にそれぞれの役割を果たしていく必要がある。
・家族に寄り添い不安の軽減をする。
・病児を送迎している保育室もあることを知り求められている病児保育室についてこれから変わっていくだろうと感じました。
・手洗い後は紙で拭く
T保育士
〈目的〉保護者への対応(関わり方)について
1.温かく丁寧な支援をするために
2.「あなたか大切」が届く支援の姿勢とは
3.温かく丁寧な支援のために大切にしたいこと
〈感想〉
・「あなたが大切です」という思いを伝える
・自分自身の価値観の定期的な自己点検が必要
・共感的対応を心掛ける
・完璧な親などいないので支援する
・よく聴く、NGワードにひっかからない
・聴いているようで聴いていないことがないか確認する
・自分自身の感情で粗末にせず、自分自身の気持ちを自覚しながら支援中は「脇に置く」
・プラスのメッセージ、一緒に考える、良いこと探し
・自分自身のスキルアップとメンテナンスを大切に
・心身を大切にいききと良い支援
・相手が保護者のみならず、子どもや職員等、誰であっても共通する大切なことを学んだ。自分自身を大切にしながらも時には厳しく自分を見つめながら、相手の気持ちに寄り添うということを今後も続けていきたいと思う。2日間は大きな学びとなりました。心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
O保育士
研修名「病児保育から子どもの貧困を考えてみよう」
〈目的〉保育の中で気づきを持ち寄り、子どもの貧困に目を向け、病児保育としてこれから何ができるかを一緒に考える。
〈感想〉
・保育園の先生には「相談したいことによってマイナスにとられたらどうしよう」などと壁があるんだなと事例を聴いて感じた。病児保育は毎日通う場所でないからこそ、逆に言いやすかったり、弱い面も見せやすいのかもしれない。
・病児保育では、1日密に関わることでその子の発言するものを敏感に感じとって、その背景にあるものを読みとり改善に繋げていくことが必要だと感じた。
・貧困と虐待はイコールではないが、つながることもあるかもしれないので、ここでの「気付き」が子どもの命を救うことにつながることも有り得る。病状を見るだけでなく(もちろん病気を治すことが先沢だが)その子の内面もしっかり看れるようにしていきたい。
M保育士
〈目的〉病児保育に携わっている方々が全国から集まるので、いろいろな情報を得・研修を聴いて学び、意識を高めていきたい。
〈内容〉・児童福祉法改正について。
・保育とは養護と教育そして5領域(健康、人間関係、環境、ことばについて、表現)
・保育所保育指針の改定
・保育の実際
〈感想〉
平成27年4月に児童福祉法が改正され、「保育に欠ける乳児、幼児」から「保育をひつようとする乳児、幼児」に変わったように時代の変化で保育の現状も変わってきている。保育園(元気な時の)とは違う病児保育は働くお母さんや子どもにとっても安心できる医療や保育の元で病気を確実に治していける利点があると思う。
 その中で私たち保育士にできることを考えていくことが大事だと感じた。1つは子どもの要求にできるだけ答えてあげたいが「ママに会いたい」と泣き止まない子には気持ちを受け止め寄り添ってあげると、自分の気持ちに折り合いをつけて遊びに入れたりする。保育士がこうしなければならないではなく、その子に合った関わりが大切だと思う。
 もう1つは病児保育ならではの医師、看護師、保育士、栄養士のチームですることで専門的な見方はもちろん、子どもを受け入れるゆとりや前向きな保育ができるのではないか。
 病児保育室ドリームにはそれが揃っていると思うので、お互いの意見を受け入れ、良いチームワークで病児保育にかかわっていきたいと思う。
A保育士
〈目的〉病児保育の理解を深め、保育にいかすため
〈感想〉
いくつが演題を聴いたが、特に印象に残っているのがメディアについてだ。メディア漬けの悪影響について、わかっていても対策ができていない家庭、保育施設が多いとのこと。家庭は難しさがあると思うが、保育施設の実際に驚いた。この小児科ではメディア漬けのチェックシートなどを作り、取り組みを行っていて、読んだ人は皆ノーメディア推進活動を良い取り組みと感想が多く、対策を と考える人が増えたそうで、考えるきっかけが大切だと思った。この演台に質問をした方が「ない方が良いと分かっているが、アンパンマン観る?と聞くと、泣いてばかりだった子が泣き止むので頼ってしまう」と言っていて、私はメディアがない病児保育室が当てり前で、泣いている子が安心できるような様々な関りをする先生方を見ていたので、それはとても恵まれているのだと改めて感じた。
 震災後の病児保育について、震災で人口が減ったが、経済的理由で仕事をする人が増え、利用者は増えたそう。「病児保育はお守りのようなもの」と園長先生が話されているのが、震災後生活環境が大きく変化した地域では、私たちの状況以上に必要なものになっていると思った。またこの病児保育は給食を提供しているそうだが、それを聴いていた人達の中に驚いている人が多くいて、とても驚いた。今自分が見ている病児保育はとても恵まれているのだと実感した。

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