ごあいさつ(平成21年2月)
皆様には開院してから5年間にわたり当院を支援していただき、大変感謝しております。5年前に開院したきっかけは「県内にこれまでなかった夜間休日診療を小児科医の手で担いたい」という思いでした。夜間休日スタッフの募集や診療時間の修正などいくつかの困難を経験したことで、今のげんきキッズクリニックがあると思っております。
幸いなことに4年前から「小児初期救急センター」(甲府市幸町)さらに昨年から冨士北麓地域でも同様のセンターが設立され、開院時と比較すると県内の小児救急医療体制は飛躍的に充実しました。今後は、微力ながら小児初期救急センターへの参加をしながら県内の小児救急医療を支えていきたいと思います。
私一人でできた診療ではなき、数名の小児科医の先生方と救急時間を支えてくれたスタッフ全員の協力があってこの診療体制が維持できました。私の思いに賛同していただいた先生方とスタッフに大変感謝しております。
4月から当院は昭和町の河東中島に移転し、同じ敷地内にげんき夢保育園(新規認可保育園 定員60名)もオープンすることになりました。医療と保育を併せて、当クリニックの理念でもある「子どもを中心にご家族のこころと体をげんきにする」ことを今後も目指していきたいと思っております。
以上のことから、3月16日より診療時間を大きく変更し、より進化した「げんきキッズクリニック」を目指してスタッフと共に歩んでいきたいと思っております。
これからは、一般診療に加え、「アレルギー専門医」(現在県内小児科医取得者1名のみ)の取得を目指していきます。そのため休診日は県外のアレルギー専門施設での研修などで学びを深め、県内の「ぜんそく」・「アトピー性皮膚炎」・「食物アレルギー」などで悩んでいるお子さん・ご家族の力になりたいと考えております。
さらに「病児保育の実現」・「こころの問題」・「母乳相談」・「禁煙支援」・「麻しん撲滅運動(接種率95%以上へ)」に取り組んでいきます。
そのため皆様には大変ご迷惑をおかけしますが、何卒ご理解いただけますようお願い申し上げます。
平成21年2月18日
医療法人社団健輝会
げんきキッズクリニック
院長 宮本直彦